Last Modified : 18-Sep-2010 17:18 JST

LoTW (Logbook of The World)を使ってみよう

ARRLホームページのOn The AirメニューにLoTWコンテンツがある。
直接のURLは
http://www.arrl.org/logbook-of-the-world

◆イントロダクション

●LoTWを使うには「Trusted QSL」というソフト(無料)が必要。
 このソフトには、TQSL CERTとTQSLの2つのプログラムが含まれる。
 デジタル証明書は、TQSL CERTで使用する。
 ログはTQSLが扱う。

●デジタル証明書
 すべてのコールサインでデジタル証明書を受け取る。

 ・primaryコールサインはUNSIGNEDで認証する。
 ・別のコールサインがあればprimaryコールサインの認証でSIGNEDする。
  例)古いコールやポータブルが付いたコールサイン
 ・別コールサインはQSO日付の範囲を設定する。

●ユーザー確認
 LoTWアカウントを取得する前にユーザー確認が必要。
 DX局は免許証(状)とパスポートの最初のページのコピーを郵送する。

●Trusted QSL Files
 QSOデータはTrusted QSLを使ってTQ8ファイルを作成し、LoTWへアップロードする。
 TQ8ファイルは、交信相手局、日付、時間、バンド、モードが含まれるADIFかCabrilloファイルから作られる。


◆始めるにあたって・ソフトのインストールと認証、ログのアップロードまで
左側メニューのInstructionsのページに移動

ステップ1 ソフトウェアのダウンロード
ページ下の方にTrusted QSL SoftwareがあるのでOSに合ったソフトの"Go Now"をクリックしダウンロードする。ファイル名がtqsl-111.zipで保存される。
zipを解凍し、できたtqsl-111.exeをダブルクリックしてインストールを起動する。すべてデフォルトで次に進む。インストールが完了するとデスクトップにTQSLとTQSLCertのアイコンができる。

ステップ2 認証情報ファイルの作成
1.TQSLCertを起動し、認証情報を作成する。
2.コールサインを入力、プルダウンメニューからJAPANを選択、登録するQSOデータの最初の日付を入力しNextへ。
3.名前と住所を入力し、Next
4.電子メールアドレスを入力し、Next
5.パスワードを入力し、Next
6.Sign Requestは初期値のUnsignedで、Finish
7.callsign.TQ5ファイルが作成されるので保存する。
この時点では、コールサインの先頭に赤丸に斜め線のマークが付いていて、認証キー待ちとなる。


lotw-logs@arrl.orgあてにメールでTQ5ファイルを送信する。本文は不要でファイルを添付して送信。
約20分ほどで自動応答メッセージのメールが届き、受理されたことが分かる。

ステップ3 ライセンスコピーの送付
免許証と免許状のコピー(日本語でOK)、パスポートの1ページ目のコピーをARRL LoTW Administratorに郵便で送付する。
送付先住所は
ARRL LoTW Administrator
225 Main St.
Newington, CT 0611
U.S.A

2010/7/2 航空便で送付

ステップ4 認証キーの取り込み
2010/7/13 電子メールで認証キーが届く。ファイル名はcallsign.tq6
送られてきた認証キーを保存する。LoTWのサイトへのログインIDとパスワードも送られてくるので、もしメール添付の認証キーが壊れていたらサイトからダウンロードも可能。
1.TQSLCertを起動し、FileメニューからLoad Certificate Fileを選択。


2.tq6ファイルの読み込み側にチェックし、Next


3.ファイルを選択し、Next


4.正常に読み込みが完了するとコールサインの先頭が金色のメダルに変わる。


これで事前準備は終了。

ステップ5 ステーションロケーションの作成
1.TQSLを起動
2.Station -> Add Location


3.ゾーン番号、グリッドロケーター、IOTA番号を入力


4.入力情報に名前を付けて保存し終了

ステップ6 ログのアップロード
デジタル署名したADIFまたはキャブリロ形式のログファイルを作成しアップロードする。
デジタル署名されたファイルの拡張子はTQ8となる。

1.TQSLを起動
2.File -> Sign existing ADIF or Cabrillo file


3.Stationを選択。ステップ5で登録した1つを選択


4.読み込むADIファイルを指定すると保存先となるのでフォルダを指定。通常はADIと同じ

5.QSO Date Rangeウインドーで開始と終了を入力


6.ソフトをインストールしたときのパスワードを入力


7.コンバートがスタートしQSOデータをカウントする。途中データエラーがあると一旦停止するのですべて無視すると続行し、次のエラーからは画面表示されるのでチェックする。

これでアップロードするためのTQ8ファイルが作成された。
LoTWのサイトにログインし、Upload FileページでTQ8ファイルをアップロードする。




アップロードが終了したらYour QSO'sのページに移動。画面右上のレコード数が徐々に増えていく。
一度に47000件のデータをアップしたら処理されるまでかなりの時間がかかった。

ここまでで導入作業は完了です。

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