Back クランクアップタワー HDX-589J建設記



自宅基礎工事中にタワー基礎の工事も同時に行った。自宅基礎奥の部屋がシャックとなる部屋で、そこまでケーブル用配管を埋設している。手前がタワー基礎の穴堀りをしている部分。


土地は3メートル掘っても水が出てこなく粘土質の土壌のため耐圧は充分ある。4面に鉄板を入れて補強してある。
アース用の銅板を敷き、アース棒を数本打ち込みし、土を戻している。


最初に基礎材が宅急便で送られてくる。
タワーを固定する基礎部分で基礎コンクリートを流し込むときに一緒に施工し、きちんと水平垂直を出す。
コンクリート面からボルトの出る高さなど施工方法については図面があるので、その通りに施工する。


完成した基礎部分。
建設をしたFTIの人が基礎工事を見て、今までで一番きれいな基礎工事と言っていた。
配管部分の処理は、電気工事屋に特注して作成してもらった。


FTIが到着しタワーを降ろしているところ。
初日はあいにくの曇天小雨模様だった。


タワーがもう一本見えるが、どこかで撤去してきたもの。
ちなみに、前の家に建てていたクリエートのタワーの撤去工事もFTIに依頼した。


いったんタワーを下に降ろし各部点検する。


基礎部分のT型マウント。


T型マウントを基礎ボルトに固定したところ。
右奥に見える線はアース線。あとでタワーに固定する。


タワーを下に降ろしたところ。
ここでマストベアリングを取り付ける。


いよいよタワーの建て方を始める。
タワー先頭にロープをかけてクレーンで吊り上げる。


基礎部までゆっくりと移動していく。
タワーの1辺にケーブルガイドが付いているのでケーブルの上下による動きについて確認し、タワーの建てる方向を決める。


基礎T型マウントに合わせながら降ろしていく。


T型マウントに収まったところ。


ボルトでマウントに固定していく。
タワー下部には保安のためプラスチックのネットが巻いてある。


タワーが建ったら、ステージを取り付ける。


次にマストを取り付ける。
マストは5mものでタワーと同時に購入。


マストを取り付けたらタワーを少し伸ばしてローターの取り付け。


タワーと同時にアンテナも全て新品に取り替え。
AFA-40を組み立てているところ。


最後のCD-78を上げているところ。


各アンテナの給電部ケーブル処理をしているところ。
CD-78だけは干渉を考えて他のアンテナと90度ずらしている。


アンテナが上がったら、ケーブル処理。同軸4本、リレー切替1本、ローターケーブル1本の6本をまとめてテーピングする。
まとめたケーブルをガイドに通す。
1日目の作業はここまでで日没となった。


2日目は晴天。残りのケーブル処理を行っているところ。


作業完了後、点検を兼ねてタワーをフルアップした状態で写真を撮ってくれた。危険なので素人はやらないように。
北方向。奥に見えるのが最上川で手前が公園になっている。


東方向。北から東まで川と公園なので北米方面には開けている。
秋になると山形名物のいも煮会で週末は賑わう。


南方向。こちらは住宅街となっているが1軒の土地が比較的広いので密集という感じではない。
テレビ塔が南東方向なのでテレビアンテナがこっちを向かないのでTVIにも有利。


西方向。アフリカ方向は土手の方向で近くに見える山は気にならない。


北西方向。ヨーロッパ方向で北からずっと開けている。奥が寒河江市で橋が国道112号。遠くに月山が見える。
寒河江市方面からだと2Km先くらいからタワーが見える。
コンテストでのビーム方向はほとんどが北を中心とした東西60度なので、その範囲は最上川と公園になっている。


タワートップから真下を写した。最上部のケーブル処理が分る。


◆主なトラブル
 クランクアップタワーは便利だが、特性を理解していないと思わぬトラブルを起こすことがある。5年ほど使用しての事例を紹介する。


◆パルスエンコーダー交換 2008.06.01

現象としては、リモートコントローラーの高さ表示が変になりCAL操作したが1秒くらいDOWN動作してすぐにUPに移ったところで「ピピピッ」と鳴って止まってしまう。
ローカルで昇降は可能で、エンコーダーの歯車がときどきスリップするようにぎこちなく回っている。

パルスエンコーダー
FTIから交換部品として購入。
ケーブル付き。
ダメになったパルスエンコーダーを取り外したところ
回転軸が渋くなっていたのと歯車が一部磨り減っていた。
新しいパルスエンコーダーを取り付けたところ
取り付け位置調整が微妙でなかなか大変。
固定用のボルトを締め付けるときにズレてしまうので何度もやり直して歯車の噛み合わせを調整した。
グリスを塗り、ローカルで昇降しエンコーダーの動きを確認。
OKだったら配線をしてリモートでキャリブレーション。
CAL操作で下までダウンしたあと、アップに移ったときにすぐに止まってしまった。
UPスイッチでのアップは可能なので前とは状況が違う。
原因は、交換品の赤白ケーブルが購入時と逆だったためで入れ替えてOK。
出荷時期により赤白の接続は違っているらしい。

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